2012年05月24日

☆神村真の地盤コラムvol.20


-地中熱利用について-

こんにちは。技術部 神村です。近頃は梅雨を思わせるような天気が続いたと思ったら五月晴れの青空が広がるなど、落ち着きのない天気が続いています。

そんな中、私は久しく会っていなかった従兄に会ったり、
ご無沙汰していた叔母の家へ伺ったり、比較的活発な暮らしを送って
います。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 さて、昨年の震災以降、省エネとか創エネの意識が高まっています。中でも、太陽光パネルによる自家発電は急激に増加しています。最近では軽量なものも開発されて、既存住宅への普及も広がりそうです。

個人的には、
地域特性によっては太陽光だけではなく、風力や水力も上手に活用する
事が望ましいのではないか、と考えております。

しかし、風力も水力もまだまだ身近ではないように思うのは私だけでしょうか?それに比べて、井戸水はぐっと身近な存在のように思います。

この井戸水、最近注目されているようです。ちょうど日経ホームビルダー6月号にも掲載されていますが、5〜6mも掘れば、災害時のお風呂やトイレ用の水を確保することは容易です。

もちろん、地形によっては浅い
井戸が確保できない事もあります。しかし、日本の典型的な沖積平野であれば、比較的浅い深度でも地下水を継続的に取り出す事は容易だと
考えられます。

私は井戸水を災害時用だけに取っておくのは勿体ないと思います。

以前
私が勤務していたビルダーでは、高気密・高断熱の住宅を作っていましたが、屋根材にガルバリウムを使用していた事、天井を設けず構造表しにしていた事もあり、夏場の屋根の過熱が住居内温度を上げてしまう傾向にありました。

これを解消する為に、社長が考えたのは屋根への散水でした。細かい計測結果は忘れてしまいましたが、散水によって屋根材を冷却する事で住居内温度の上昇を相当抑制していたように記憶しています。住居内温度の抑制は
冷房効率の向上にもつながるのです。

このような効果を得られるのも、地下水が年間を通してほぼ一定の温度
である為です。

地下水温が一定であれば、地下の温度も一定です。地下の
温度は地下5mまで潜れば年間を通してほぼ一定で、平均気温より1〜2度程度高いそうです。

一方、地上は、夏は
40度近く、冬場は氷点下になる地域もあります。この温度変化に対応する為、地上では冷房をしたり暖房をしたりしているのです。

しかし地下5〜6mでは、年間を通して過ごしや
すい温度が確保されているのです。この環境を利用するのが“地中熱利用”
です。

地中熱利用については私もまだまだ勉強中ですが、大きく分けると、地中熱ヒートポンプシステムのように温度が一定の地中熱と熱交換を行うものと、地盤を蓄熱体として利用するシステムとに分類されるようです。

後者は前者に比べて規模が相当大きくなるようで、住宅規模での適用では前者による地中熱利用が一般的だと言えます。こちらの地中熱利用でも密閉型や開放型のように幾つかの種類があるようですが、いずれも住居内の温度を地中熱や地下水を使って熱交換するものです。

2004年頃から急激に普及し始めているようです。冷暖房の効率がよくなる事もさることながら、エアコンの排熱が出ない為、ヒートアイランド現象やそれに付随すると
言われるゲリラ豪雨の抑制にも一役買えそうです。

これまで、地盤は住宅を支えるものとしてしか評価されてきませんでした。
しかし地下水利用や地中熱利用が普及すれば、地盤は設備の一部として評価されるようになるでしょう。

そうなれば、これまでの評価方法だけでは地盤の
性能を評価できないので、新たな評価手法の構築が必要になると考えられます。

私たち地盤技術者は新たな進歩を求められているようです。

【参考文献】北海道大学地中熱利用システム工学講座(2007)『地中熱ヒートポンプシステム』(オーム社)165pp


                            技術部 神村真

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2012年05月21日

日食

こんにちは技術部の細川です。

今日は金環日食でしたが、みなさんは観察できましたでしょうか?

私は今日出張で福島県にいたのですが、
朝はあいにくの曇りで、ピークの時間に観察することができませんでした。

あきらめて出張先の学会会場に向かって歩いている途中、
空を見上げている人がいたので、ふと空を見てみると
終わりかかけの日食を見ることができました。

雲がかかっていたのですが、その雲がフィルターの役割をしてくれて、
肉眼でも観察ができました。

DSCN0131.JPG

朝8:40くらいに福島県の飯坂温泉より撮影しました。
終わりかけですが、見れてよかったです。


posted by ぎー at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術部ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月17日

花見

技術部のアイデアおじさんの飯田孝次です〜

東京、隅田川沿いの桜は散り急いでおります。風情はありますが、少しさみしいですね!
皆さんは、花見を何回行いましたか、私は昼休みに毎日桜並木を散策していました。
夜桜も素敵ですが、春光に煌く姿は「豪華絢爛」すばらしかったです。
東北のみなさん!!お待ち同様、有名な桜の名所も多く花見に桜前線を追いかけて行きたい気持ちです。
昨年は花見どころではありませんでしたが、今年は2年分の花見を楽しみください。
桜も地域の為、がんばっております。当社も負けづに復興及び災害に備える為、今年もがんばります。

花咲爺さんより
posted by ぎー at 11:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術部ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

地震の被害

皆さま、こんにちは。


技術部のカーンです。

昨日の夜8時ごろ、東北地方にまた大きな2つの地震が起こりました。去年の大地震の余震と考えられています。
大震災から1年過ぎましたが、余震がまだあると思わない人が多いでしょう?


最近のニュースにも首都直下型などマグニチュード(M)7級の地震が南関東で4年以内に発生する確率は70%に高まった可能性があるとの試算を、東京大地震研究所が推測しました。地震といえば、皆さまの最初の印象は津波だと思います。しかし、歴史の中を見ると、日本に起きた大震災の中に津波が発生する件数が少ないです。津波が発生した地震はもちろん被害が大きいですが、津波が発生しない大地震も被害が大きい理由は何でしょう?道路がぼろぼろ、津波がないのに水氾濫、噴砂などはなんででしょうか?液状化現象です。

日本は地震の国なので、地震に関わる知識・認識を身に付けなければなりません。自分自身を守るだけではなく、大切な家族、そして、財産・環境も守ることができるように努力しなければなりません。地震を怖がるよる地震を勝つために、努力していきたいと思います。

posted by ぎー at 10:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術部ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

春の訪れ

皆さま、こんにちは。

技術部 大山です。

3月もそろそろ終盤を迎えようとしています。
皆さんいかがお過ごしでしょうか??

この前、会社の近くで桜を発見しました。

3月で、まだまだ寒いなーと感じていましたが、春はちゃんと近付いていますね。
寒いのが苦手な私ですが、春を感じられることができてとてもうれしいです。

皆さんも春を感じるもの、発見していますか?
梅の花や、菜の花も咲いている場所はあります。
少しずつですが暖かい日が増えてきているようですので、
どうぞお出かけてしてみてください。
posted by ぎー at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術部ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする